黎明館津久野教室 合格発表
毎年、この時期は何とも言えないざわついた心境になります。何十年やってきても、「慣れる」という事がありません。それが「合格発表当日」です。 当塾は電話連絡での報告を禁止していて、本人が直接報告しに来てもらうようにしています。不合格の場合でも結果としっかり向き合ってほしいからですが、やはり、長い年月の間には様々なドラマがありました。 ある年など、絶対合格間違いなしと言われていた生徒が不合格になり、当日報告に来ず、電話しても本人が出てくれず、悲しい終わり方をしたこともありました。しかし、3年後、見事に大学現役合格したその子が突然来てくれた事は、忘れられない記憶として強く胸に刻み込まれています。 大人は経験値が豊富な分、高校受験は長い人生の中での1つの(重要な)エピソードとして捉えていますが、当の受験生にとっては15年の人生の中で、おそらく最大ランクのイベントであることは間違いありません。合格、不合格にかかわらず、報告に来てくれたときどんな言葉をかけるのか?未だにこれと言った「名言」は捻出できていません。むしろ言葉より黙って握手するほうが気持ちが伝わるような気もします。 ともあれ、今年度は全員第一志望合格でした。「おめでとう」 これが一番シンプルですね。