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黎明館津久野教室 「やっぱりそうだったのか!」

12月25日付けの新聞で、興味深い記事を見つけました。大学のセンター試験直前の勉強のやり方が載っていたんですが、そこで「流暢性(りゅうちょうせい)の錯覚」という現象が述べられていました。これは「今思い出せるとは、将来も思い出せる」と誤解するという意味で、具体的には「テスト直前に教科書を読み直したり、ノートを見直したりすることは皆よくやることであるが、再読や線引きなどの勉強法はほとんど効果がなく、逆に、何度も見直すことで”すらすら読める”と思い込んでしまうため、分かった(覚えた)気になる。」というものでした。これは自分自身、現場で子供達を指導しているときに常々感じていることで、科学的(神経科学)にも認知されていることが分かり安心しました。しかし、現場では「だからどうするの?」が問われているのであり、その方法、手段を個々の生徒達に分かりやすく指導し、実践させていかなければなりません。原理が分かったからといって全てが解決するわけではないのがこの仕事の奥深い所です。 それにしても、こういう気づきを与えてくれるのはネットとかではなく新聞などの活字メディアが多いので、「新聞もまだまだ捨てたものではない」と思いたいですね。

黎明館 津久野教室 PCトラブル

先週の月曜日、教室に着いていつものようにパソコンを立ち上げると何やら怪しい様子・・・?もしやと思いご近所のパソコン教室の先生にみてもらうと、見事にウイルスにやられているようで全く作動しなくなりました。その週の土曜日に専門家の方に来てもらって何とか修復してもらいましたが、今度はマイクロソフトオフィスが使えなくなってしまい、レジストリーコードなるものを見つけ出すのにさらに2,3日を費やしました。やっと元にもどりましたが、この10日間程は生きた心地がしませんでした。ただ、大事な塾生のデータなどはしっかり管理していたため、外へ流出することはなかったので一安心です。それにしても、このウイルスというやつは、たとえウイルス防御ソフトを使っていてもすり抜けて感染することがあるときいてゾッとしました。インフルエンザなどと同じく、「ウイルス」というものは、善も悪も関係なく、ただその増殖のみのために存在していると考えると空恐ろしくなりますね。

黎明館津久野教室 「読解力」

   先日、PISA(国際的な学力テスト)の国別の結果がメディアに出ていました。様々な分野別の結果が出ていましたが、やっぱり気になったのは「読解力」の所!他の分野に比べて日本は相対的に低かったようです。この「読解力」という言葉は、大体が総論で述べられていることが多く、「2020年度からの大学入試は読解力が試される。」などと言われても保護者の方々は、何を子供たちにさせないといけないのか具体的には分からないのが現状です。黎明館では高石教室の内本先生が中心となって、オリジナルコンテンツ「国語専科まほろば」をカリキュラムに組み込んでいます。その中でも「読解力」は中心的な課題として取り上げられていますので、是非子供達に体験して欲しいですね。

黎明館津久野教室 「数字」

 中三生の受験が近づいてくると、「数字」がどんどん重要になってきます。学校の定期テスト、実力テストに加え、当塾では五ツ木の模擬テストの成績を参考にしています。五ツ木は40年位続いている歴史あるテストです。ですから保護者の方々も大抵はご存知なので、進路指導の際、五ツ木のデータを活用するとスムーズに志望校選定が進む場合が多いですね。とはいえ、年々変化していく入試問題に対応するには、もう少し大阪に特化したテストも受けてもらった方がいいと考えています。今、色々な模擬テストをチェックしていますので、またこのブログでお知らせしていきます。